
「ファスティングが難しくて続かないよー。」
そう、ダイエットに成功する人は、挑戦した人全体で10%しかいないのです。
残り90%の人はなんらかの形で失敗しているわけですね。
でも、失敗を恐れていては次のステップへ進めません。
ということで今回は、
- ファスティングダイエットを失敗したときの乗り越え方
- 次回失敗しないようにするためのポイント
を解説します。
パッと見るための目次
ファスティングを失敗する原因は主にこの2つ
- 好転反応で続けられなくなった
- 続けられなくて途中で止めてしまう
一般的なダイエットと違って、ファスティングダイエットのツライ山場は2つあります。
好転反応もツライし、ファスティング中に何も食べられないのもツライ。
失敗したときの罪悪感もすごいので、落ち込んじゃいますもんね。
では、ここで気をつけるポイントをみていきましょう。
好転反応で続けられなくなったら?
すごく強く好転反応がでて、頭痛や眠気、吐き気などに耐えられなくなった場合はすぐに中断しましょう。
無理に続けると命に関わる危険なケースもあります。
もともと好転反応というのは、デトックス効果のおかげで排毒されているときに出るものです。
本来なら、断食を始めて1~2日目をピークに治まっていきますが、体調不良のときにファスティングを開始すると強い好転反応が出やすいみたいです。
失敗しないコツ:準備期間を作ってから
好転反応を抑えるコツは、準備期間を十分に作ることです。
いきなり3日間断食などのハードなファスティングに挑むと身体がビックリしてしまいます。
少しずつ慣らしていくために、断食前の3~7日ほど夕食を置き換えてみてください。
これだけですごく楽にファスティングができるようになります。
途中でやめてしまったら?
- 何らかの理由で食べてしまう
- すぐにヤメてしまった
私の周りの人でファスティングが続かないのは上記のような理由が多かったです。
何らかの理由で食べてしまう
想定外の理由・・・例えば、上司からご飯をご馳走された、とか、あとはファスティング中なのを忘れていた、というのもありました。
一度リセットしてファスティングを終わらせるのもいいですけど、個人的にはそのまま続けてもいいと思っています。
というのも、一度ヤメてしまうことで挫折感を味わうぐらいなら、続けることで達成感を感じた方が精神的にいいからです。
それに、次回挑戦するときの自信にも繋がりますからね。
すぐにヤメてしまった
ファスティングの最大の弱点は、ご飯を食べられないことです。
お腹いっぱいになっても、
「あー、いっぱいご飯食べれて幸せー。」
というような幸福感がないので、これがストレスになる人もいますし、私もそうでした。
3日間さえ乗り切れれば、また好きなように食べられるので頑張って乗り切りましょう。
運動で痩せることを考えるとファスティングの効率のよさは素晴らしいです。
辛い気持ちはみんな一緒なので、あとで笑顔になれるようにここが踏ん張りどころです!
失敗を避けるための3ステップ
失敗のないファスティングダイエットをするために必要なのが、下記の3ステップです。
ファスティングはたくさんのダイエットの中でもっとも効率のいいダイエット方法。
ぜひ使いこなして新しい自分に生まれ変わりましょう!
ステップ1:準備期間を作ろう
先ほども一度説明しましたがもう一度。
備えあれば憂いなしです!
(※事前準備を入念にしておけば間違いない、という意味です。)
完全な断食期間にはいる前に、一度夕食を抜く置き換えダイエットをします。
置き換えダイエットの期間は、
- 余裕のない人なら3日
- 時間のある人は7日ぐらい
これで身体を慣らしてから始めると失敗する可能性を減らすことができるんですよ。
ステップ2:気持ちを楽にして挑もう
初めてのファスティングだと失敗する人も少なくありません。
絶対に成功するんだ!という気持ちも大事ですが、ここはもっと力を抜いて楽に挑んでください。
「失敗したら次また頑張ろう。」
これぐらいユルい気持ちの方がきっとうまくいきます。
ファスティング中はストレスが一番の敵ですから、上手に乗り切るには楽な姿勢、楽な気持ちが大事です。
ステップ3:回復食が一番大事!
ファスティングを終えるときの回復食には気を使いましょう。
というのも、リバウンドするかどうかは回復食で決まる、という話もあるぐらいだからです。
できるだけ粗食を心がけてください。
間違っても、
「断食終わったからビッグマックにチキンタツタも付けちゃうー♪♪」
など、いきなりの暴飲暴食は避けましょう。
3日断食したら3日復食期間をつくる、という考え方でいいと思います。
ファスティング後に体重が増えてしまう原因
ここまで読んできたあなたなら分かると思います。
ズバリ、復食期間を取らなかったからです!
- 置き換えダイエットで準備してゆっくり身体を慣らす
- ファスティングが終わったら回復食でゆっくり日常に戻す
急に走ると息が上がってきつくなるように、ファスティングもゆっくり始めてゆっくり終わるのが基本です。
まとめ:一度の失敗で諦めないで
ダイエットの失敗経験はたくさんあるけれど、本当の意味でのダイエット失敗というのは諦めることだと思うんですよね。
ちょっとぐらい失敗しても、
「ちょっとわたしには合っていなかったのかなぁ。よし、つぎのダイエットは頑張ってみよう!」
というように前向きな気持ちでいるのが成功への近道です。
諦めなければきっといつか美の女神が微笑んでくれる日がきますよ。